1月15日前後に五穀豊穣と無病息災を願って行われる小正月行事。色を付けたお団子やお菓子をみずきに飾るのがこのあたりの風習です。
今年は新型コロナウイルス感染を防ぐため、地域での行事は行わないようですが、遠野長寿の郷では6日に餅つきとみずき団子をつくって飾りました。まだ松の内ですが、その辺に拘らないのが今風ということでしょうかね。
参加された利用者の皆さんは長期入所の方だけでなく、ショートステイや生活支援ハウスをご利用中の方も参加されました。
厨房で蒸かしたもち米を丁寧につぶしてから搗きます。
我こそはと名乗りを上げて頂いた利用者と若手職員に交代で搗いて頂きました。皆さんのお陰で美味しそうなお餅になりました。
餅つきに続いて、みずき団子をつくって飾りました。
先程搗いたお餅は、その場でおやつとして頂きました。味はあんこ、ゴマ、クルミの3種類。普段の食事とは違って、誰もむせることなく食べていました。普段、スプーンやフォークを使っている方の箸の使い方も上手でしたね。
早く新型コロナウイルスの問題が終息し、普段の生活に戻ること、延期となった東京オリンピック・パラリンピックが無事に開催されることを願います。