6月に入り、付近で熊を目撃したと防災無線で放送がありましたが、何と吉祥園にも出没するようになり、農林課に何度も相談し、ワナを設置してもらいました。
最初の目撃は、6月11日の夕方。そして14日の早朝に写真でその姿を捉えることに初めて成功。その夕方には、3丁目の廊下から多くの利用者、職員が目撃しました。(写真はその時の様子です。桜の木の下には、立派なウ〇コが落ちていました。)
親離れしたばかりの若熊で、その姿は可愛らしいものの、居室の直ぐそばまで来ているため、黙って見ている訳にはいきません。農林課の担当者に地図に発見場所、発見日時を記して提出。利用者の安全を考え対応して欲しいとお願いし、ワナを設置して頂きました。今回のことで分かったことは、近くで目撃しただけではワナの設置はできないということ。どうやらある程度の被害が出ていないと捕獲許可が出ないのだそうです。また、学校の敷地内ということになるとまた別らしいですが、今回は高齢者施設の居室近くに出没しているということで同様に扱って頂いたのかもしれません。
さて、肝心の熊の方ですが、裏山の桜の枝を折って、実を食べていたようですが、ワナを設置してからあまり見掛けなくなり、運動公園や青笹小学校付近に出没しているようです。猟友会の方のお話では、秋まで熊には注意が必要ということでしたので、今後も気をつけて行きたいと思います。