大船渡津波伝承館では、東日本大震災津波で多くの方がお亡くなりになったことを教訓に、あの悲惨な出来事を風化させず、将来同じ犠牲を払わなくても済むよう私たちはどう行動すべきなのか、防災紙芝居を通じて各地で啓蒙活動を行っています。今回、ご縁があって、その伝い手のお一人である『横道 毅』さんを東京からお招きすることができ、デイサービスの皆さんにご覧頂きました。
『横道 毅』さんについて少しご紹介致しますと、東京にある花組芝居という劇団に所属する俳優さんです。大船渡市大船渡町のご出身で、震災後からボランティアとして物資の支援を行ったり、関東で大船渡の物産を販売しながら寄付活動を続けています。
今回は、『にげろ!』『貧と貪』『吉浜のおゆき』の3作をご披露頂きました。全部で10作品あるそうですが、流石はプロ。様々な登場人物に合わせて声色を変えての熱演。迫力がありました。
さて、俳優業は舞台を中心に声優としても活躍されております。岩手出身者にそんな人がいるなんて知らなかったとおっしゃる方もいるかもしれませんが、もしかするとテレビでご覧になっている方もいるかもしれません。NHKで2月27日から3週に渡って放送された『恋の三陸 列車コンで行こう!』で、松坂慶子さんなどに岩手ことばを指導。また、第2話に出演されています。(出演時の様子がこちら↓)