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以前施設に入所されていた方のご家族様で、遠野市新穀町にお住いの菊池隆様より油彩画2点をご寄贈頂きました。

今回頂戴した絵画は、遠野家庭裁判所前を描いた100号の作品と、フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」の模写(50号)です。

お話を頂いた時に、「とても大きな絵なので、軽トラで運んで下さい」と話されていましたが、なるほど普通車には入らない大きさでビックリしました。

菊池様は10代で絵筆をとり、大病を患いながらも描き続けてきたとのことで、89歳になった今年の4月には、市役所本庁舎1階ロビーで作品展も開催しています。

高齢で、妻も亡くなっていることから、身の回りを整理し始めたとのことで、縁のあった遠野長寿の郷に自分の描いた作品を飾って欲しいと話されていました。

この時不在だった事務長に話をすると、相談員だった時に入所されていた方で、様々なエピソードを覚えていました。また、長寿の森吉祥園で作品展を開いたこともあり、その時にも絵を頂いたとのことでした。

ご寄贈ありがとうございます。

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