昨日6月2日、滞在中の利用者19名とショートステイの担当職員の抗原検査を実施したところ、利用者1名から陽性反応が出ました。直ちに病院でPCR検査を受け、陽性が確定しております。昨夜は自宅に戻られましたが、持病があることから本日入院されております。
これまで施設では、滞在中の利用者に感染の可能性がある状況で退所させると施設外に感染を拡大させてしまう恐れがあると判断し、保健所の指導の下、利用者の皆様を施設に留めて、定期的に抗原検査を実施しながら健康観察に努めて参りました。しかし、濃厚接触者に当たらないと判断された方が陽性になるなど、対応の難しさを痛感しております。クラスターになっていないことだけが幸いです。
こうしたことから、ショートステイの再開が延び延びになっておりますが、この状況が続くとますます在宅介護が困難となる方が多数出てくると思われることから、滞在中の利用者の皆様には明日6月4日に抗原検査を実施し、ご自宅にお戻り頂いて6月11日まで健康観察して頂くことと致します。その間は、施設から健康状態の確認のお電話をさせて頂くほか、感染に不安がある方については、職員がご自宅を訪問して抗原検査を実施致します。
なお、6月9日に実施予定の担当職員の抗原検査で全員が陰性であれば、事態は収束したと判断し、11日の健康観察期間終了後からショートステイ再開に向けた利用調整をさせて頂く予定でおります。
利用者の皆様、担当のケアマネジャーの皆様には大変ご迷惑をお掛けしておりますが、何卒ご理解の程、よろしくお願い致します。