9月14日、遠野長寿の郷では、職員の非常参集訓練が行われました。
18時20分、「(施設裏の)早瀬川の増水のため、利用者を避難させます。直ぐに施設に集まって下さい。」と施設長が事務長、長期入所担当の生活相談員に連絡。連絡を受けた二人から緊急連絡網で次々に職員へ連絡し、連絡を受けた職員は施設に集まってきました。
一番早く到着したのが、長期入所の生活相談員。電話を受けてから6分で到着。最後に到着した人で、訓練開始から40分。電話を受けてから30分で到着しました。
今日の訓練は、退勤後に行うと伝えていただけで、いつ連絡が来るか分からない中での実施でした。自宅から来た職員もいました。私用で自宅以外の場所から駆け付けた職員もいたようです。様々な状況の中で、早く集合できたと思います。職員の中には、市外から通勤してくる職員もあり、連絡を受けて直ぐに出発しても1時間は掛かる職員もいます。早く駆け付けた職員の中から現場指揮者を決め、利用者の皆さんの避難をさせるなどの行動が求められます。
一方、施設では、栄養士二人でカセットコンロを使って炊き出しの実演を行い、集まってきた職員に試食してもらいました。
メニューはアルファ化米のお粥ときんぴらごぼうです。訓練開始前から10年保存ができる水(10Ⅼ)でお湯を沸かし、訓練スタート同時にアルファ化米にお湯を注入。15分で50食分のお粥が出来上がりました。きんぴらごぼうはお年寄りにも食べやすいよう柔らかく加工されています。
朝、昼、夕に提供する予定の非常食 切り干し大根とさんまの甘露煮 筍とふきの煮物、けんちん汁
ああああああ肉じゃが 五目ご飯、海鮮おこわ、ドライカレー 10年保存できる水でお湯を沸かします
お粥の箱にはお米の他、カップと蓋、スプーン、塩、おたまが入っていました 箱に袋をセットし、お米を入れます
ああお米にお湯10Ⅼを注ぎます 袋を閉じて15分 お粥ができました
あきんぴらごぼうもカップに入れて