新型コロナウイルスの感染を防ぐため、今年も様々な行事が中止されたり縮小され、遠野長寿の郷でも夏まつりを中止せざるを得ませんでした。そのため、今年もコロナ禍で暗く沈みがちな世（夜）の中を明るく照らそうと、花火大会が開催されました。

昨年と違うのは利用者のみの参加というところ。遠野市もエリアとなる中部保健所管内での感染報告も続いており、ご家族の参加もご遠慮頂いた中での開催となりました。

さて、当日の午前中は好天でしたが、午後になり空模様が怪しくなってきました。そんな中、係の職員は準備を進めていました。

夕方、16時16分。遠野に大雨警報が発令され、土砂降りとなりました。雨雲レーダーを何度も確認し、17時半まで様子を見ることにしました。その結果、打ち上げ時刻には雨は止みそうだと判断し、開催を決定。小雨が降る中、テント設営を進めました。

18時を過ぎると、待ちきれなくなった利用者さんが、次々に様子を見に来るようになり、決行を伝えると、皆さん雨の当たらない所に集まりだしました。

19時、少しずつ空も暗くなり、いよいよ花火大会の開催。用意した吹上花火に点火して場を盛り上げていきます。そして、メインの打ち上げ花火。皆さん、手を叩いて感激していました。写真では実際の迫力が表現できないのが残念です。

最後に、今年も地元の消防団の皆さんに出動して頂きました。また、会場となった土地を泉商店様からお借り致しました。皆様、ありがとうございました。